3日目 Google スプレッドシートの関数
UNIQUE 関数 †
参考ページ UNIQUE重複する行を破棄して、指定したソース範囲内の一意の行を返します。行はソース範囲内の先頭から順に返されます。
使用例 †
UNIQUE(A2:B26)
UNIQUE({1, 2; 3, 4; 5, 6})
構文 †
UNIQUE(範囲)
- 範囲 - 一意の要素でフィルタ処理するデータです。
メモ †
- 行が重複して返される場合は、テキストを含むセルに末尾のスペースなどの隠しテキストが含まれていないことを確認してください。
→ 文字列の前後にスペースがついている可能性がある場合は、TRIM 関数を使って、スペースを除去しておきましょう。
- 数値が同じ形式になっていることを確認してください(百分率は百分率、通貨の値は通貨の値で指定します)。
関連項目 †
TRIM: 指定した文字列内の先頭と末尾のスペースを削除します。
サンプル †
- A列に「1, 2, 2, 3, 3, 3, 4, 4, 4, 4」の10個のデータを入力してみます。
2と3と4が、重複したデータになっています。 - B1セルに「=unique(A:A)」という式を入力してみます。
「A:A」という範囲は、A列全体を表しています。 - すると、B列に、A列のデータから重複している値を除去したデータが表示されます。
このように、UNIQUE関数によって、重複した値を取り除いて、同じ値は1個だけに絞り込んだデータを取得できます。