3日目 Google スプレッドシートの関数
TRIM 関数 †
参考ページ TRIM指定した文字列内の先頭と末尾のスペースを削除します。
使用例 †
TRIM(" ダミー テキスト")
TRIM(A2)
構文 †
TRIM(テキスト)
- テキスト - スペースを削除する文字列または文字列を含むセルへの参照です。
メモ †
- Google スプレッドシートでは、テキストの入力値はデフォルトでセルに合わせて切り取られます。
- テキストの前後にあるスペースは重要な意味を持つため、テキストを数式やデータ検証で用いる場合は TRIM 関数を使用します。
関連項目 †
SUBSTITUTE: 文字列内の既存のテキストを新しいテキストに置き換えます。
REPLACE: テキスト文字列の一部を別のテキスト文字列に置き換えます。
サンプル †
- A列に加工前のサンプルデータを入れてみます。
A1セル → 「 前後に半角スペース 」
A2セル → 「 前に半角スペース」
A3セル → 「後に半角スペース 」
A4セル → 「 前後に全角スペース 」
A5セル → 「 前に全角スペース」
A6セル → 「後に全角スペース 」
という文字列を入れます。(文字列の前後に半角スペースや全角スペースを付けてみます。) - B列に加工後のデータを表示させてみます。
B1セル → 「=trim(A1)」
B2セル → 「=trim(A2)」
B3セル → 「=trim(A3)」
B4セル → 「=trim(A4)」
B5セル → 「=trim(A5)」
B6セル → 「=trim(A6)」
という式を入れます。 - すると、半角スペースは除去されていることがわかります。
全角スペースは除去されません。
確認しづらい場合は、B列をコピーして、C列に「特殊貼り付け」→「値のみ貼り付ける」を行うと、C列にて加工後の結果を確認しやすくなるかと思います。
このように、TRIM関数によって、文字列の前後についている半角スペースを取り除いて、文字列を抽出した値を取得できます。
値の比較などで、余計な半角スペースが残っている場合に、TRIM関数で除去します。