1日目 Google スプレッドシート利用の準備
Google スプレッドシートの仕組み †
Google スプレッドシートは、シンクライアント方式のように、Googleのサーバーで処理が実行されます。
シンクライアント (Thin client) とは、ユーザーが使うクライアント端末に必要最小限の処理をさせ、ほとんどの処理をサーバ側に集中させたシステムアーキテクチャ全般のことを言う。
- Googleのサーバーで、処理を実行
- ユーザーのブラウザーで、処理の結果を表示
データやアプリは、Googleのサーバー上にあるので、インターネットに接続されたブラウザーさえあれば、どこでも利用できるのが、Google スプレッドシートの長所です。
Google スプレッドシートで扱うデータ(Google Driveのデータ)は、必要なら自分のパソコンに保存することもできるので、シンクライアント方式よりも便利にできています!
Google スプレッドシートの各部名称 †
Google スプレッドシートとMicrosoft Excelを比べて、ソフトの構造(階層)を理解しましょう。
包含関係 | 構成要素 | Google スプレッドシート | Microsoft Excel | 備考 |
1 | アプリケーション | SpreadsheetApp | Excel | アプリケーション(ソフトウェア)の本体 |
2 | ファイル | Spreadsheet | ブック | アプリケーションで扱うデータ。複数の表を一まとめにしたファイル。 |
3 | シート | Sheet | ワークシート | ファイルの中にある複数の表のうち、1枚の表の部分。 |
4 | データ | Range | セル | 1枚の表の中にある升目。升目の中に入っている、1つ1つの個別のデータ。 |
Google スプレッドシートの構成要素
Microsoft Excelの構成要素
添付ファイル:


